また思いっきり蹴れるまで

アキレス腱断裂からの復帰記録からの橈骨遠位端骨…

橈骨遠位端骨折④【総合病院:麻酔科説明】

2023/5/23(火)

全身麻酔の手術のため、麻酔科から本人以外の家族の方も含めて、説明を受けて欲しいとのことで、翌日に再度、通院。

 

ひととおりの説明を受けてから、過去の全身麻酔手術での嫌なイメージがある旨を話したところ、学生のころの全身麻酔手術からは30年近く経っていて、

・麻酔法、モニター装置などの進歩でかなり危険性は低くなっている。

・薬もかなり変わってきて、痛み止めや吐き気などを止める薬も一緒に投与できる。

と説明を受けてかなり安心を致しました。

 

また、手は指先の方が神経がかなり細かく密になっているため、橈骨遠位端骨折の手術だと鎖骨骨折の手術より痛みが強いため、

全身麻酔+末消神経ブロック(局所麻酔)での手術をお勧めされました。

 

末消神経ブロックとは、全身麻酔の前に、手の場合は鎖骨の首側の近くから、注射で局所麻酔を入れて腕の神経をブロックしてから、全身麻酔をかけて手術を行う形です。術直後に全身麻酔が覚めてからの患部の痛みの緩和にもなるとのことです。

ただ、この末消神経ブロックはマストではないため、副作用や合併症などが気になる方は、実施しないという選択肢も可能とのことでした。

 

この麻酔科の先生の真摯な説明を受けてから全身麻酔への安心感がうまれ、

全身麻酔+末消神経ブロック(局所麻酔)での手術を受けることへの承諾書にサインをしました。

 

前日の整形外科の先生はここまでの説明はせず、また別日に麻酔科の説明を受けるというのが、はじめは病院内で連携が取れてないのかという不安にも思ったのですが、改めてよくよく考えてみると、コロナ過も経て、それぞれ専門分野で出来る最善で最短な処置を多くの患者に行うためこのようなスタイルが確立しているのかな。と思いました。

・整形外科の執刀医は手術を安全に成功するため

・麻酔科は手術を安全に遂行してもらうため

精神科やケアマネージではないですからね。これこそプロフェッショナルの仕事で、今の時代にあっていると後で勝手に納得はしました。

 

今はこの病院で手術してもらって良かったと思っています。