また思いっきり蹴れるまで

アキレス腱断裂からの復帰記録からの橈骨遠位端骨…

橈骨遠位端骨折⑪ 【リハビリ開始】

退院後、1週間分の痛み止めと化膿止めの服用薬が処方されました。傷の痛みはほぼなかったですが、処方された薬は指定通り飲み続けました。

右手を上下に動かすことはできましたが、内側や外側に捻る動作をすると硬くて痛みがでていたので、食事をするときに箸を使って持ち上げることまではできましたが、最終的に口までに運ぶことができずに、目の前で止まっている箸に頭を捻って近づけて食べてました。

元々、左利きで箸と筆記は右手に矯正されたので、左手でうまくやり過ごせました。

翌週5/29月曜日から普通に仕事も復帰できました。

2023/5/31(水) 整形外科病院でリハビリ開始

出勤の合間でリハビリができるように、紹介状を書いてもらった整形外科病院に診察(2年前にテニスで左肩を痛めた際にもリハビリでお世話になっていたところです。)数多くの総合病院勤務後に開業された院長先生に紹介状とレントゲン写真/CTスキャン画像を診てもらい、

・手術は問題なく終わっている(うん。問題ない。ただあまり攻めてないかな?)

・リハビリは週2~3回、6か月行いましょう。

ということでした。「攻めてない。」と言っていたのが理解できなかったのですが、後でリハビリをしてもらった理学療法士さんに聞いたところ(スポーツ選手などで患部以外を極力痛めたくない場合など。)プレートの固定ネジが1mm単位で変えられるため、ギリギリを攻める場合は裏まで貫通させないで固定する場合もあるとのことでした。確かに後で自分の写真を見たところ、確かにネジは裏側まで貫通していました。ただ、これは主治医の判断ではなく、病院の方針もありますし、逆に浅くて外れて再手術などはもってのほかだと思いますのでレントゲン写真を見る限りでは、問題なく手術は終わってるとのことでした。(安心しました!)

後、リハビリはてっきり週1回かと思ってましたが、週3!!ってほぼ毎日になってしまうので、週2回で行う形に致しました。

診察後、1回40分間のリハビリを開始

そのままリハビリを開始しました。まだ包帯で巻かれた状態だったのですが、理学療法士さんにほどいてもらい、

・指・手首の可動域の確認

・上下左右に捻った際の角度

・前腕部にある筋肉(伸筋)のマッサージ

を行って終了しました。可動域を広げていかないと、寝ている間に前腕を通っている心筋がプレートに張り付いてしまう(癒着)ため、ダーツを打つように手首を前後に動かす動作は実施し続けてください。とのことでした。

確かに、親指をリハビリで稼働を広げてもらっている最中に、プレートが入っている辺りで「メリッ!」て音がしてびっくりした😳ところ「今はがれましたね。」って笑顔で言われました😅

手術後のリハビリ患者は1か月分優先して予約ができるとのことでしたので、毎週火・金で予定を確保してリハビリ開始となりました。

橈骨遠位端骨折⑩ ※画像・閲覧注意 【術後写真】

2023/5/27(金) 11:00

 

【※レントゲン写真があります閲覧にご注意ください。また、無断で写真の転用などはしないようにお願いします。】

 

主治医の先生から退院OKもらったのですが、肝心の術後、自分の右手はどうなったのか。を見せてもらってなく「術後のレントゲン写真見せてもらえないでしょうか」と話したところ、主治医も完全に忘れていて「あ!見せるって言ってましたよね。。。」と。整形外科病院宛の紹介状も肝心のレントゲン写真を紹介状につけるの忘れていたっぽいです😅

結局その準備をするので少し待ってください。とのことで退院しても休憩スペースで少し待つことになりました。看護婦さんたちに「ありがとうございました!」って話した直後に、ナースステーション前の休憩スペースで待つことになって笑ってしまいました。

※主治医の名誉のために😊ちょっと抜けている感じがする先生でしたが、後でわかったのですが非常に優秀な先生だった思います。総合病院の先生は朝から多忙で忙しいので気にしてないです😆

・術後写真はこちら(無断転載禁止)

術後写真(正面)

術後写真(側面)

(ぬぉー😳こんな栓抜きみたいなの入っているのか!!)他の同じ手術をされた方のブログなどで理解はしていましたが、実際に自分の手首を見てみるとボルトの数(8本?)といい。骨を貫通してねじ込まれている姿(そこってまた折れないの?)とか。遺物拒否反応で痛みが出たりしないの?とか。見せてもらった時は正直ビックリしました。

主治医曰く、手術は無事終わったので

・シーネ固定も不要。シャワーもOKですが、傷が塞がるまでは包帯のままでいてください。

・プレートで固定しているので安心して手や指は良く動かしてください。

・ただ、重いものや片手に体重がかかるような無理はしないこと。

・すぐにでも整形外科病院でリハビリを開始してください。

てっきり1週間後の術後経過診察を経てから、リハビリを実施するのかと思ってましたが、その前に進めてください。ことでした。

包帯がまかれただけの状態なので逆に守られてない感じでしたが、昨日の全く動けない重傷状態から、一気に非常に身軽で軽傷な姿になり病院から自宅まで歩いて帰りました。

短い入院期間でしたが、対応していただいた先生。看護士さん。その他病院関係者のみなさん。本当にありがとうございました!

橈骨遠位端骨折⑨【退院】

2023/5/27(金)朝

ほぼ眠れないまま7:00の起床時間を迎えて、看護婦さんの検温・血圧測定。点滴はまだ続いている状態だったのですが、本日退院できるとのこと!入院して2食目の最後の朝食は右手が腫れて黒くなっていて、左手が点滴に繋がれていて食べづらかったですが、36時間?ぶりの食事は美味しくいただきました。

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2023/5/27(金) 10:00無事退院!

点滴も終わり、看護婦さんに尿管カテーテルを抜いてもらい(これが結構気持ち悪いというかなんというか…)晴れて自由の身に。主治医の方のベッドまで来てもらい、最終的なOKをいただいて退院できました。

・術後の経過診察は1週間後。

・紹介状を書くので、リハビリを外来の整形外科ですぐ実施してください。

手術を受けたこの総合病院では、長期の入院患者しかリハビリテーションを行っていないため、退院後は、自分で通いやすい別の整形外科病院でリハビリを続けてもらう。という形を取っています。リハビリは半年間位続ける必要があるので、会社に近く、以前も通っていた東京の整形外科でリハビリを行うことに決めて紹介状を書いていただくことになりました。

・シーネ固定からの解放が非常に楽。

骨折すると、しばらくシーネやギプスで固定をしなければならないというイメージでしたが、この橈骨遠位端骨折に関しては手術でプレート固定をしてしまえば、すぐにでも手が使えるようになるのが楽でした。

・長期のリハビリが必要ですが、即、手指が使えるようになる。

また、個人差や職種によると思いますが、私の場合は在宅でのデスクワークがメインで土曜日退院でしたので、実質、入院+手術日の2日間(木・金)のみの休みで仕事に復帰が出来ました。術後痛みもなかったのと入院期間も週末でタイミングが良かったのも不幸中の幸いでした。

過去何度も大怪我をし、うまく行っていた矢先にこういう事が起きる。そのたびに凹みましたが、その中でもちょっとでも良かったこと(他人との比較ではなく、自分の思ってたことや感じていたことより、比較的に楽だった、良かった。)などを見つけてポジティブな考えに切り替えていくようにしています。

大けがや病気でいきなりポジティブになれ!は到底自分だけの力では無理だと思いますが、その自分の思いこみをより良くしてくれたのは、怪我をした直後から助けてくれたすべての人の支えがあってこそ自分の意識を変えて行けると思いますので、同じ骨折をされた方。凹んでいる方。が参考にしていただき、少しでも励みなれれば幸いです。

橈骨遠位端骨折⑧【手術後】

2023/5/26(金) 手術後

手術後は、右腕が全く動かない状態のままですが痛みはなく、ひたすら点滴で夜を過ごすことになりました。後で気が付いたのですが、手術前はパンツ一丁だったのが術後は何も履いてなく…いつのまにか尿道カテーテルが入っていたので、術後から翌朝まではベッドからは一度も動けないままでした。

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・21:00消灯

看護婦さんが、部屋の皆さんに「消灯なのでTVは消しましょうね~」と少し大きい声で言ってくれましたが、隣のお爺さんが「俺はTVつけっぱなしじゃないと寝れないんだよ!」って逆ギレされてしまい、気を遣っていただいた看護婦さん本当にごめんなさい🙇

徐々に右腕は少し持ち上がる?感じにはなってきましたが、寝返りが打てないのとひたすら点滴で2日目の夜もやっぱり寝れずでした。

・深夜

右腕が動くようになってきてから、少し痛み(メスを入れた傷の痛み)が出てきたので、ナースコースしたところ、点滴から入れる痛み止めを投与してもらえました。

昔だったら、飲み薬とか座薬だったのが今は点滴と一緒に痛み止めの投与できるのには驚きました。

 

橈骨遠位端骨折⑦【手術】

2023/5/26(金) 13:40手術開始

オペ室は地下にあり、天井から壁まで真っ白のかなり広い部屋で手術台が真ん中にポツンと1台置いてあるドラマのイメージのままでした。

ただ、患者をリラックスさせるためか、クラッシックミュージックが流れてて、看護師も麻酔科の先生も笑顔を迎えてくれました。

(実際は手術する医師がリラックスしてないとうまくいかないですからね。)

手術台に横たわってから、再度、氏名・生年月日・手術する箇所を自らの口で伝えて、

・麻酔科の先生より、まずは注射で末消神経ブロック(局所麻酔)をして、その後全身麻酔を行う説明を受ける。

「今から右の首の根本に注射していきますので、頭を左側に向けてください。少し痛みますがすぐ麻酔が利いてきます。」とのことで、左側を向いているうちに鎖骨の上あたりに4~5回くらい注射を打たれました。確かに最初のみ針を刺す痛みがありましたが、後に方になるともう腕の感覚も薄れてきて、何かされている?位の感覚でした。

全身麻酔開始。

「局所麻酔終わりましたので、今から酸素マスクを付けます。麻酔も入れますので2~3回深呼吸したら意識がなくなると思いますので、ゆっくり深呼吸してください。」

酸素マスクつけて深呼吸したら、本当にすぐ意識がなくなって、気が付いたらもう病棟のベッドに戻ってました!

・目覚め

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ギターを気持ち良く弾きまくっている夢を見ながらゆっくり目覚めて、過去の全身麻酔のトラウマからの解放と無事終わった安心感で「終わった〜良かった〜」と何度も言ってたようです😅

シーネから解放された右腕は包帯のみですが、局所麻酔で肩から先が全く動かずでまるで自分のものじゃない感覚。麻酔が効いてるので痛みはなく、吐き気なども全くなく目覚めも良かったで本当に安心しました。

橈骨遠位端骨折⑥【手術当日朝】

2023/5/26(金)

手術当日、結局ほぼ寝れずで朝を迎え、看護婦さんの検温と血圧測定。体温37.0で少し高いとのこと。水もまだペットボトル1本分残っていたので10:00までに飲み切ってくださいとのこと。

過去の手術前もかならず熱が上がってたので、今回も少しあがる気がしてました。

 

13:10からの手術が決定し、看護婦さんが再度12:00に検温をしたところ、37.3位の微熱で少し熱っぽい感じが。。。

鎖骨骨折時もアキレス腱断裂時も脱水症状か何かで手術直前で熱が出てたので、またか…と思っていたところ、急遽、主治医がきてこのまま手術を実施するかどうかの本人確認にきました。

「手術前の微熱はいつものことなので実施問題ない」と伝えたのですが、今度は麻酔科の先生がやって来て再度の本人確認を取り、その上で念のためPCR検査を実施するはめに。

コロナ過なので仕方ないとは思いますが、先ほど普通に体温を測ってくれてた看護婦さんが急遽ビニール防護服を着てPCR検査をする形に、看護婦さん本人も「これってあまり意味ないですよね。」と苦笑いしてました。

 

PRC検査陰性で30分遅れで13:40から手術に決定

 

パンツ1枚で手術着に着替えてオペ室まで看護婦さんと歩いていき、オペ室前で手術担当の看護師にバトンタッチして、

・入院前にサインしたたくさんの同意書多数(万が一の事が起きても云々…)の再確認

・名前・生年月日・どこを手術するのかの場所を自分の口で宣言

手術で間違いなどが起きているため、今は意識がちゃんとある患者は自分で宣言して手術を行うんだなぁ。と感心しながらいざオペ室へ!

 

 

 

 

橈骨遠位端骨折⑤【入院開始】

2023/5/25(木)

 

14:00から入院。術後問題がなければ翌日で退院とのことなので、2泊3日分の最低限のものをリックサックに詰め込んで、軽装で歩いて入院。

当初手術が金曜日午前中だったのが午後に変更したい。がよいですか?とのこと。

理由は聞いてませんでしたが、他の優先すべきオペがあったのではないかな?と思います。こちらは骨折箇所以外は元気でしたので特に問題はないと承諾しました。

【食事】:5/25(木夕食後から5/27(土)朝まで食べられません。

【飲水】:5/25(木)夕食後から手術日5/26(金)AM10:00まで1,500ml飲んでください。

※水・お茶・OS-1・スポーツドリンクのみ可

病院食は結局夕飯と退院日の朝の朝食の2回のみで、飲水の管理は、自販機で600mlペットボトルのミネラルウォーターを2本買って、看護婦さんに伝えてそれを朝までに飲むという形でした。

手術に必要な検査は月曜日に行ってしまったので、定期的な検温と血圧測定でのみで特に何もすることがなく、

・18:00に夕飯(久々の病院食は美味しかったです。)

・19:30にシャワー(右腕は看護婦さんにビニール袋を巻いてもらいました。)

・21:00消灯(痛みもなく身体は元気だったので全く眠れず。。。)

隣のお爺さんがイヤホンでもTVの音が漏れるくらいボリュームのまま、つけっぱなしでイビキ書いて寝てしまっていて、深夜でナースコースもさすがに押せず、ナースセンターまで歩いていって、そこにいる看護婦さんにコッソリ消してもらうようにお伝えしました。

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